韓国「末永メソッド色彩心理研究所」
「韓国・末永メソッド色彩心理研究所」の代表、ペク・ナッソン(Paik Nak-sun)先生は、韓国の大学で美術治療(アートセラピー)などの教鞭をとっていましたが、2004年に東京の「色彩学校」に留学。末永メソッドによる色彩心理を修得したのち韓国での実践活動を経て、「韓国・末永メソッド色彩心理研究所」を設立されました。
▲(株)ハート&カラー代表・末永蒼生と江崎泰子が韓国を訪問。韓国・末永メソッド色彩心理研究所」代表のペク・ナッソン先生と。
「韓国・末永メソッド色彩心理研究所」と(株)ハート&カラーは、色彩心理やアートセラピーに関する共同研究を進めています。 また研究所では、日本の「色彩学校」とほぼ同じカリキュラムで講座を実施し、専門家を養成。修了生たちは「国際アートセラピー色彩心理協会」に所属し、子ど もや高齢者などを対象に活動しています。
韓国でも最近は、急激な経済発展と競争社会によるストレスの増加、そして家族観の変化に伴うさまざまな問題が出てきています。日本と同じように、早期教育 や受験などで追いつめられている子どもたちも少なくないようで、研修所では、ペク先生が家族カウンセリングなども行っています。
末永メソッドが韓国の人々の心のケアに少しでも役立つよう協力しあうことができれば幸いです。
▲「韓国・末永メソッド色彩心理研究所」で。
末永メソッドを学んでいる皆さん。医療関係者やコンピューター技術者など、職種はさまざま。子どもや高齢者のケア、カウンセリングなど実践活動を続けなが ら、協力して研究を深めている。
ペク・ナッソン先生からのメッセージ
大学で美術治療(アートセラピー)の色々な表現技法を探求する傍ら、童話イラスト作家としても活動しています。そんな中で、末永蒼生博士と出会いました。 末永メソッドの伝授を受けた後、韓国で色彩心理研究と実践活動を行っています。その活動の広がりを受けて、末永メソッドを基盤にした「韓国・末永メ ソッド色彩心理研究所」を開くこととなりました。
神様が創造した光から作られる「色」を通じて自分の『生』を描き、内面の声に聞き入ってみる瞬間こそ『自分自身と出会う、癒しの時間』であることを実感 し、喜びを感じています。
「韓国・末永メソッド色彩心理研究所」で行われるさまざまな色彩心理プログラムと研究を通じて、韓日間の持続した友情を築き、 美しい世の中を作るために役立つことを行っていきたいと祈っております。
白楽善