History

㈱ハート&カラー沿革およびそれまでの
末永蒼生の色彩心理の基礎研究・美術活動時代
2023
・『色から読み解く絵画―画家たちのアートセラピー』(末永蒼生・江崎泰子共著 亜紀書房)刊行。
・新講座「心を読み開き、自分の芯とつながるアートエンカウンター」開講。
・「色彩フォーラム’23」〈アートで越えよう、心の壁、世界のボーダー〉ウクライナの絵本作家を招き子どものためのワークショップ実施。
2022
・「色彩フォーラム’22」テーマ「38億年の生命から、今のわたしへ〜生きる上での視界が広がるアートと生命誌マンダラ〜」。講演ゲストに中村桂子さん(JT生命誌研究館名誉館長)
・「色と言葉の新チャートセミナー」開催。
2021
・「色彩フォーラム’21」夏・ぬり絵フェスタ~みんなで塗ろう。~協会員が創った協会員のためのぬり絵、25種類新登場!~
・「 創ってみよう! 世界に1つだけのMYオリジナルぬり絵」セミナー。
・大阪医科大学付属病院新本館のハート&カラーによる「アート色彩計画」に関する色彩監修。
2020
・新型コロナの発生と共に「色彩学校」講座をすべてオンライン方式に切り替える。「子どものアトリエ・アートランド」は対面とオンライン「空飛ぶアトリエ」とを組み合わせ会員のニーズに対応。
・毎日色を選んで心身の自己チェックをするアプリ『Good Morning Color』(㈱ignArt)の色彩心理監修。
2019
・「色彩学校」提携クラスが各地でスタート。
・「色彩フォーラム’19」ゲストに田中美津さんを招き、「“生き辛さ”は“私らしさ”」を開催。
2018
・「色彩フォーラム’18」開催。ゲストに精神科医・渡辺俊之さんを招き、テーマ「心とこころtouch & care」を開催。
・「新感覚コミュニケーション&アートダイアローグ」セミナー。
2017
・「色彩フォーラム’17」をアーツ千代田3331にて開催。講演ゲストに上野千鶴子さん。「国際アートセラピー色彩心理協会」会員有志によるアートセラピーの展覧会『ハートアート展』を後援。「韓国色彩学校」も参加。
・末永蒼生の新シリーズ講座〈ライフサイクル心理学〉がスタート。
・福島県いわき市立美術館企画、ピアニストのウォン・ウィンツァンさんとコラボレーションでワークショップを行う。
・表現アートセラピーの「アトリエYS」とのコラボで末永蒼生がワークショップを行う。
・サトワミュージック×色彩学校のコラボ企画ワークショップ「生(いのち)の阿吽」を実施。
2016
・末永蒼生著『みるみる変わる!困った子、心配な子の育て方』(講談社)刊行。
「国際アートセラピー色彩心理協会」の社団法人化。
・「社会福祉法人青い鳥」設立50周年記念事業(横浜)において末永蒼生とアトリエチームがギャラリートークと子どものためのワークショップを行う。
・「色彩学校」で「アーティストに学ぶ『新幸福論』」スタート(講師:末永蒼生&江崎泰子)。
2015
・「色彩学校」プログラムをリニューアル。色彩心理総合科をスタートさせる。
・「子どものアトリエ・アートランド」に発達障害の子どものためのクラス開設。
2014
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催「色彩学校25周年記念イベント。
・福島県いわき市美術館にて「アートで心を養う」と題して講演とワークショップ。
2013
・『東日本支援クレヨンネット~子どもの絵が語る心の記憶~』(ハート&カラー)を刊行し、いわき市美術館、東京青山、岩手釜石などで巡回展を開催。
・「色彩学校」にて「シニアアート療法士養成講座」スタート。
・末永蒼生がKyoto Art Exhibition―平和を願う美術家の集まり-(文化交流センター京都画廊) に出品。
・末永蒼生が20代に制作した短編ドキュメンタリー作品『幻のブラックフェスティバル』及び『国際反戦デー10月21日・夜・新宿』が、45年ぶりに上映される(東京都写真美術館)。その後、東京都現代美術館など内外の美術館で上映が続く。
・末永蒼生が雑誌『spectator』ホール・アース・カタログ特集に「自分を育てる教育」と題して寄稿。
・末永蒼生がNHKラジオ深夜便にゲスト出演。
・2013〜2015年にかけ、「じっくり学ぶ『日本文化と伝統色』シリーズ全12回(講師:江崎泰子)。奈良、平安から明治までの色彩文化を、歴史的背景と心理的な視点を交えて展開。
2012
・末永蒼生著『心の病気にならない色彩セラピー』(PHP研究所)刊行。 
・「色彩学校」にて「アート療法士養成講座」がスタート。
・東日本支援クレヨンネットの活動で描かれた子どもの絵をアートセラピーの視点でまとめた展覧会をいわき市立美術館、ニューヨーク「ピースアート2012」展にて展示。
・末永蒼生がKyoto Art Exhibition―平和を願う美術家の集まり-(同時代ギャラリー) に出品。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第9回「色彩フォーラム」開催(港区・フロラシオン青山) 
2011
・末永蒼生の特別公開講座「好きな絵と嫌いな絵の秘密~美術史の中の多様な表現スタイルを通して人間心理の変遷を体験する~」を開催。
・東日本大震災が起き、「アート&セラピー色彩心理協会」内に「東日本支援クレヨンネット」を結成。各地の協会員たちがお絵描きボランティアを実施。
・「色彩学校」札幌校、盛岡が開講。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第8回「色彩フォーラム」開催(大田区・東京流通センター)
・中国の育児雑誌『心理育児』に末永メソッドが紹介される。 
2010
・末永蒼生著『絵が伝える子どもの心SOS』(講談社)を刊行し、全国5ヶ所で出版記念講演会を開催。
・末永蒼生が子どもの心育てをテーマに、養護教諭や保育士などの団体に向けて講演。
・横浜市民ギャラリー主催「横浜市こども美術展」にてスペシャルトークのゲストを務める。
・任天堂DSiとしてハート&カラーがソフトを提供した『DSココロぬりえ』発売。
・阪神淡路大震災を題材にしたNHKドラマ「その街のこども」の映画版に、世界子どもクレヨン基金から当時の子どもたちの絵を提供。冒頭シーンに使われる。
・「子どものアトリエ・アートランド」出張アトリエ業務をスタート。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第7回「色彩フォーラム」開催(大田区・東京流通センター)
・盛岡にて「こどもアート療法士講座」開講。
・中国からの留学生のための特別授業を実施。その後、中国ではじめて末永メソッドのアトリエがオープン(主宰:李凌云)
2009
・世界子どもクレヨン基金の活動として、中国四川省大地震で被災した子どもたちへクレヨンなどの画材を贈る。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第6回「色彩フォーラム」開催(大田区・東京流通センター)
・「色彩学校」にて「こどもアート療法士」短期集中養成講座がスタート。
・「色彩学校」修了生を対象にした「自己成長のためのスキルアップ講座」がスタート。
2008
・一宮ファッションデザインセンター人材育成セミナーにて講義と実習。
・末永蒼生が栃木県精神障害者援護会やしお会主催講演「心の砂漠に色彩の花が咲く」。
・葛飾区男女平等推進センター講座にて講義とワークショップ。
・東芝、ソフトバンクと提携し、“癒し”をテーマにした携帯電話デザインをハート&カラーが提供。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第5回「色彩フォーラム」開催(青山・コンフォート) 
2007
・世界子どもクレヨン基金「震災12周年クレヨンフェスティバル」開催。
・NHKテレビ「課外授業 ようこそ先輩」に出演。
・韓国ソウルに「韓国末永メソッド色彩心理研究所」(代表ペク・ナッソン)が設立される。
・東京青山のクレヨンハウスにて「末永蒼生ブックフェア」 を開催。
・色彩セラピー日韓交流として、末永蒼生が韓国弘盆大学で講演。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第4回「色彩フォーラム」開催(青山・コンフォート)
・「色彩学校・本科」自己探求心理学コースがスタート。
・『美術の窓~特集・色を使いこなす~』に「色彩セラピーの現場とその可能性」と題し末永蒼生のインタビュー掲載。
2006
・末永蒼生が経済産業省と多摩美術大学他共同「産学連携繊維産業製造中核人材育成プロジェクト」に色彩心理研究の立場から参加。
・「色彩学校」名古屋校開講。
・末永蒼生が千代田区男女共同参画センター「生きる力を取り戻すワークショップ」で講師を務める。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第3回「色彩フォーラム」開催(青山・コンフォート) 
2005
・末永蒼生が「世界子どもクレヨン基金」を設立(共同代表・藤井昌子)
・「韓国色彩学校」受講生のための日本研修セミナー実施。
・札幌にて「心を元気にする色彩心理セミナー」を開催。
・「色彩学校・実践科」アート&セラピーコースがスタート。
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催の全国研修会。第2回「色彩フォーラム」開催(青山・ハート&カラー・スペース)
・美術教育専門誌『美育文化』特集やっぱり子どもの絵!に末永蒼生のインタビュー掲載。
・『VOGUE NIPPON』カラーで幸せ!特集号に末永蒼生のインタビュー掲載。


災害や戦争などで心に傷を負った子どもたちにクレヨンを届けることを目的として、「世界子どもクレヨン基金」を設立。その記念として、画集『小さなクレヨン詩人たち』を出版した。 
2004
・韓国留学生のための特別クラス開講。
・ソウルにて「韓国色彩学校」&「子どものアトリエ」が開校(HEART&COLOR KOREA)
・「アート&セラピー色彩心理協会」主催 第1回「色彩フォーラム」開催(青山・ホテルフロラシオン)
・第3回「いい色の日・色彩イベント」開催(青山・ハート&カラー・スペース)
・末永蒼生が聖路加看護大学看護師研修で色彩セラピーの講師を務める。 


韓国留学生のための特別クラス授業風景
2003
・「色彩学校」修了生の全国ネットワーク「アート&セラピー色彩心理協会」設立。
・第2回「いい色の日・色彩イベント」開催(青山 ハート&カラー・スペース)
・「色彩学校・FUKUOKA」開講(提携:沼田塾)
・韓国で教育事業に携わってきた株式会社EDUP社と事業提携。 EDUP社がHRART&COLOR KOREAを設立。
・表参道にてギャラリー「colorium」をオープン(~2005年)。企画第一弾として「子どもたちが描くLove&war」開催。
・韓国の育児雑誌『BeBe21』に末永蒼生のインタビューや色彩心理メソッドが紹介される。


ギャラリー「colorium(カラリアム)をオープン
2002
・末永蒼生が多摩美術大学生産デザイン学科で非常勤講師として6年間色彩論の講義を担当(~2007年)
・第1回「いい色の日・色彩イベント」開催(津田ホール) 
2001
・仙台市内に「色彩学校・SENNDAI」開校(提携:アールグレイ)
・大分県の特別養護老人施設「美晴ケ丘」建設に伴い色彩心理を活かした総合的な色彩設計を行う
・末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』(PHP研究所)刊行、ロングセラーとなる。
・『色彩自由自在』など数冊が韓国語、中国語に次々に翻訳出版される。 
2000
・阪神・淡路大震災5周年、記録集「子どもたちは絵を描いて元気になった」刊行。
・末永蒼生がNHKエンタープライズ初の映画制作『カラフル』(中原 俊監督)では絵画作品を提供。
・大分市内に“福祉と癒し”をテーマに「色彩学校・OITA」開講(提携:キープスマイル)
1999
・広島市内に「環境とエコロジー」をテーマに「色彩学校・HIROSHIMA」開講(提携:住宅デザイン研究所) 
1998
・「日本ペイントショー98」の色彩プロデュースを行う。
・国際高齢者年「高齢者の生活を考える懇談会」東京都委員に就任。
・第2回「色と心のフォーラム」の一環として、東京・青山の子どもの城にて、子どもの絵の展覧会を行う。
・末永蒼生著『自分を活かす色、癒す色』(東洋経済新報社)刊行。


「色と心のフォーラム」の一環として行った子どもの絵の展覧会(青山・こどもの城にて)
1997
・チューリッヒの「ユング研究所」で「色彩学校」との合同セミナーを開催。『末永ハート&カラー・メソッド』が注目され、キーペンホイヤー博士に支持される。


「ユング研究所の心理療法家キーペン・ホイヤー博士を招いての講座
1996
・大阪にて「子どものアトリエ・アートランド」開設。
1995
・阪神・淡路大震災での出張アトリエ「空とぶ子どものアトリエ」を「色彩学校」受講生と共に結成。ボランティア活動を支援。
・株式会社日本ヴォーグ社・通信教育部と業務提携して通信講座「色彩学校」開講。
・末永蒼生著『虹の映画祭 色彩で愉しむシネマ案内』(白水社)刊行。
・『1970年大百科』(JICC出版)に川久保玲、矢沢永吉らと共に末永蒼生の70年代の活動紹介。 
1994
・矢吹紫帆とのコラボレーションでCD『色彩楽』(アポロン)発表。記念コンサート開催(仙台市主催)
・大阪・梅田に「色彩学校・WEST」オープン。
・色彩教材としてカラーチップ付『事典・色彩自由自在』(晶文社出版30周年記念出版)を刊行。

映画「トリコロール」のプロモーションイベントに関わる
1993
・『色彩学校へようこそ』(末永蒼生・江崎泰子共著 晶文社)刊行。
・『色と心のワークブック 色彩楽』(文:末永蒼生、絵:沢田としき 日本ヴォーグ社)。その後シリーズ化される。
・CD『色彩楽』(作曲・演奏:矢吹紫帆、色彩監修:末永蒼生、デザイン:沢田としき 発売:アポロン) 
1992
・銀座INAXショールームにて色彩イベントを行う。

INAXで行った色彩イベントシリーズで、ゲストの画家・沢田としき氏と
1991
・末永蒼生著『青の時代へ』(ブロンズ新社)刊行。 
1990
・内外衣料製品と提携し、子供服ブランド「アトリエキッズ」を立ち上げる。
・末永蒼生が日本ファブリックス協会主催ジャパンテックスにて世界児童画展審査及びインテリアセミナーのメイン講師を務める(~2006年)
・末永蒼生が色彩研究家として「朝日ジャーナル」「日経デザイン」などのトップインタビューでメディアに紹介される。
・第1回「色と心のフォーラム」開催(大倉山記念館)
・「色彩学校」色彩ツアー第1回として、受講生と共にメキシコの伝統文化をフィールドワー ク。以降、世界各地を旅する。 

色をテーマにした子ども服ブランド「アトリエキッズ」(内外衣料製品)
1989
・東京・青山に色彩心理講座「色彩学校」開講。
1988
・『色彩自由自在』(晶文社)刊行。
・末永蒼生と江崎泰子により株式会社ハート&カラー設立。
1987
・大型インタビュー集『子供!』(企画・編集:江崎泰子/晶文社)刊行。同書が子どもに貢献した本に授与されるヤヌシュ・コルチャック賞を受賞。
1986
・「子どものアトリエ」での15年の実践をまとめた『絵と子育ての相談室』(雄鶏社刊)を刊行。
・『思想の科学』特集〈子どもらしさのゆくえ〉に寄稿。
・東京・青山に「子どものアトリエ・アートランド」本部を開設。
・「ハート&カラー研究室」(後の(株)ハート&カラーの前身)を開き、社会人向けの色彩セミナーを開催。
1985
・『「体」発、宇宙へ~心と体・女と男・家族・学校を開く~』(小児科医・毛利子来、ヨガ指導者・岡島治夫、末永蒼生の鼎談集 梨の木舎)刊行。
1980
・都内4カ所で「子どものアトリエ」を運営。子どもの自由表現の場と併せて、養育者のためのグループセッッションや親子合宿などを開催。
1979
・『いのちのレポート1980』(プラサード出版)の編集に参加。
・「男の子育て」「家族」などをテーマに連続講座を西荻ほびっと村などで開★★ヌケ★★
・『思想の科学 主題・家族は人間解放にとって有効か』に寄稿。
1973
・末永蒼生著『生きのびるためのコミューン』(三一書房)刊行。60年代からの前衛アート、反戦運動、コミューン運動、環境問題や生活革命、心理療法など当時の時代変容を渦中の当事者として記述し、今なお読み継がれている。
1971
・末永蒼生が『ウルトラ・トリップ–長髪世代の証言』(大陸書房)刊行。60~70年代カウンターカルチャーの写真記録集として注目される。
1970
・日本で最初のアースデー「人間と大地の祭り」実行メンバーとして代々木公園会場でイベントを行う。
・大人対象の色彩心理ワークショップを開始する。
1966
・「子どものアトリエ・アートランド」を都内に開設、色彩心理の研究を本格化。日本児童画研究会での共同研究やセミナー運営に参加。

▲「子どものアトリエ」を設立、色彩心理の研究に着手
1964
・末永蒼生が美術集団「グループ視覚」や「告陰」などを次々に結成。以後、色彩心理の研究と並行して、映像、音楽、演劇など60年代~70年代アートシーンに関わり、先鋭的なアートパフォーマンスを行う。そのドキュメンタリー映像『幻のブラックフェスティバル』を1968年に自主制作。「美術手帖」「思想の科学」などに執筆。