12/11「シニアアート療法士養成コース」体験説明会

無料(要予約)の体験説明会です。スマホ、タブレット、パソコンでご参加ください

長引くコロナ禍でずっと行けていなかったグループホームでのアートセラピー。このまま感染者が減ってくれれば近いうちに再開できそうと、期待しているところです。

私が認知症の方々が暮らすグループホームにシニアアート療法士として通うようになって、もう10年以上。いろいろな方との出会いがありました。

柿の木のぬり絵をぬりながら「うちの庭にもこんな木があったわぁ」と懐かしそうに話された90代のSさん。
「ブドウ棚もあったの。それとね、テニスコートも」
「ええつ、自宅にテニスコート?!」。
驚いてよく聞いてみると、なんとSさんは誰もが知る明治の大物実業家のお孫さんだったそう。麻布のお屋敷で育った令嬢は、長じて型にはまらない自由な人生を歩まれたようで、その後折に触れ聞かせてもらった波乱の人生のエピソードは、まるで祖父の血を受け継いだかのような常識にとらわれない魅力的なものでした。

一方、ぬり絵の色を選ぶのに、1色1色考え長い時間をかけられるKさん。仕上がった作品はいつも独特の色使いが素敵です。そんなKさんからあるとき見せてもらった若い頃の写真は、すらりとした体系にウエストのしまった黒いスーツ姿で、まるでモデルさんのよう。「わぁ、素敵!」と思わず歓声を上げたところ、長い間ファッション業界にいらしたことが分かりました。独身をつらぬきキャリアを重ねてきたKさんは、デザイナーの先駆けであり働く女性の先輩だったのです。

だから、多少認知症状が出てきても、色一つ選ぶのにもこだわり、これまでに培われてきた感覚が光るのだと、認識を新たにすることができました。

こんな風に1枚のぬり絵から紡ぎ出される記憶や、それぞれの方の人生のストーリーに触れられることに大きな喜びを感じ、私はこれまでシニアアート療法を続けてきました。
たとえ認知症になっても、人は大切な記憶や感情は覚えているものです。
また、色をぬることでそれが甦ってきます。その瞬間に立ち会えるのは、シニアアート療法士ならではの素敵な体験です。
~「色彩学校」プロデューサー 江崎泰子~

「シニアアート療法士養成コース」体験説明会

シニアぬり絵を使ったワークショップ体験、高齢者の方の表現を紹介しながらのレクチャー、修了生の活動紹介など盛りだくさん! 詳しいコース内容や個別相談も承ります。

シニアアート療法士養成コース 募集要項 >>>

【日時】12月11日(土) 13:00~15:00
【参加費】無料オンライン(ZOOM)にて開催
【参加方法】要予約 「色彩学校」事務局までご連絡ください。ぬり絵をお送りします。
    E-Mail: admin@shikisaigakko.net
    Tel: 03-5474-7810