2011年3月~ 東日本大震災のボランティア活動

2011年3月~ 東日本大震災のボランティア活動 2011年3月11日の東日本大地震後、協会ではボランティア部門「世界子どもクレヨン基金」と 連動し、3日後の3月14日に「東日本支援クレヨンネット」を立ち上げました。
これは、阪神淡路大震災の際に1年間に渡って行った「空飛ぶ子どものアトリエ」(メンタルケアを目的としたお絵描きボランティア)の経験を活かし、被災した方々のアートによる心のケアを目的としたものでした。
支援の内容は、人的支援と物理的支援の2つ。
人的支援は、「クレヨンネット 心のケアボランティア」(「色彩学校」で色彩セラピーを学び、その方法を用いてボランティア活動を行う者の総称)をコーディネイトし、被災地に出向いてもらうことです。
物理的支援は、いただいた寄付金をもとに、画材など必要な材料の提供、そのための輸送費、心のケアボランティアの交通費の一部負担などを行いました。

ボランティア活動の詳細(2011〜2013年)

活動場所:86ヵ所
活動地域:岩手、宮城、福島を中心とする被災地。及び全国の避難先施設
活動施設:避難所、仮設住宅、幼稚園・保育園などの教育施設、高齢者施設、障がい者施設、公民館などの公共施設。行政やNPOが主宰するイベント会場など。
活動回数:のべ433回
参加人数:のべ7272名(大人1391名・子ども5881名)
心のケアボランティアの人数:約119名
*「東日本支援クレヨンネット」は2年間の活動をもって終了しましたが、被災地在住の協会員は2017年現在も仮設住宅などで活動を続けています。