11/30「日韓合同色彩フォーラム2025」開催

2025年の色彩フォーラムは、近年、日本と韓国それぞれが行ったプロジェクトの合同発表会です。
両者の活動のベースにあるのは、末永メソッドを使って一人ひとりの心が少しでも幸せになること。でも周囲を見渡せば、過剰な教育熱や不登校、異質な者に対する差別や分断、経済格差や生きづらさなどさまざまな現実があり、皆さんもきっと微力な自分になにが出来るのか、心を巡らせていらっしゃることでしょう。
そこで今回のフォーラムでは、日本と韓国それぞれにこの間取り組んできた活動をご紹介したいと思います。
私たちの報告を通して、あなた自身がアートや色彩といった自分の好きなことを、周囲の人と分かち合うきっかけになればという思いを込めて。それが結局、心豊かで寛容な社会に一歩近づくことにつながるのではないでしょうか。

発表内容のご紹介

〈1〉Talk & Workshop

Talk “絵からいいとこ発見”はなぜ大切なのか?
Workshop 絵からあなたのいいとこ、みんなに発見してもらおう

末永蒼生 「国際アートセラピー色彩心理協会」代表

▲末永蒼生のInstagram「絵からいいとこ発見!」より

この夏から始まった末永蒼生のInstagram「絵からいいとこ発見!」は、養育者の方からも「子育てのプレッシャーが軽くなった」「我が子の成長が信じられるようになった」などの感想が続々寄せられています。なぜ、“問題点“ではなく良い面に光を当てることが大切なのでしょうか?
末永蒼生が長年の研究で行き着いたシンプルな結論について、事例とともにお伝えします。アトリエ活動を行っている方だけでなく、絵の読み解きにもきっと役立つはず!

〈2〉Report

Report アートと色彩の効果を取り入れた大学病院の監修に関わって

江崎泰子 「ハート&カラー」プロデューサー

▲大阪医科薬科大学病院新本館
撮影:株式会社織絵

かつては無味乾燥だった医療環境も近年は少しずつ改善されてはきていますが、この数年、ハート&カラーで関わってきたのが、環境がもつ癒し効果を活用した大阪の大学病院の建設計画。
エントランス、小児科、がん患者さん専用フロアー、入院病棟……と、それぞれに相応しいアート作品を配し内装の色彩にも配慮した、画期的な医療施設です。その色彩監修のプロセスをお伝えするとともに、患者様にも医療者にも優しい素敵な病院空間をご紹介したいと思います。

〈3〉Report

Report アートを通して引きこもりの若者の心を開くプロジェクト

ペク・ナッソン Paik Naksun 韓国末永メソッド色彩心理研究所 代表
ク・ヒョンジョン Koo hyunjung 映画人文学講師
チョン・ソンミ Jung Sunmi 末永メソッド色彩心理研究所 主任研究員
〈コーディネイト・通訳:パク・ビンナ Park binna〉

▲左はプログラム内で表現された作品、右は仮想空間の画面。

過剰な受験勉強や格差社会に心が疲れ、引きこもってしまう若者が大きな社会問題となっている韓国。ソウルにある「色彩学校」代表の白さんや修了生のチョン·ソンミさん、ク·ヒョンジョンさんたちのグループは、ここ数年行政の支援を受けて、引きこもりの若者たちが自分らしい一歩を踏み出すためのサポート事業を行ってきました。
そこで活用しているのが、自分の心を表現するカラーワークや、他者や社会と関わるのが苦手な人がネット上でコミュニケーションする仮想空間。
この興味深い試みとその成果似ついて、レポートしてもらいます。

募集内容の詳細

●日時 11月30日(日)13:00~18:00
●参加方法 オンライン(Zoom)
●定員 80名(定員にない次第締め切ります)
参加料金 6,600円(税込)

申し込み方法

※韓国の会員の方は、韓国末永メソッド色彩心理研究所へお申し込みください。

【日本の会員の方の申込方法】
カード決済、または 銀行振込みにて、お申込み・ご入金ください。
●カード決済の場合
こちらをクリックすると決済画面が開きます▶▶▶
●銀行振込の場合
事務局まで、メールまたはお電話でお申込みの上、お振込みください。
※E-mailでご予約の方は、「11/30フォーラム参加希望」、氏名、住所、電話番号をご記入願います。
admin@shikisaigakko.net
Tel: 03-5474-7810
《振込先》三井住友銀行 青山支店(普)3407678 株式会社ハートアンドカラー
※お振込み後の返金は致しかねますのでご了承ください。

【お問合せ】
国際アートセラピー色彩心理協会
事務局 Tel: 03-5474-7810
info@arttherapy-color.jp