【オンライン+対面】

佑貴 つばささん(「色彩学校」認定 色彩心理講師・上級認定 色彩心理カウンセラー

状況や対象に応じて、オンラインと対面を並行してやっています。

「色彩学校」修了後、継続してワークショップや提携クラス、個人セッションなどを行ってきた佑貴つばささん。
昨年、 4月~7月以降はオンライン講座の準備・開催に時間を費やしたり、シェアオフィスで事務作業を行うなど人のいる空間に身を置くようにしていたので、精神的に孤独を感じることはなかったそう。
そんな佑貴さんに、オンライン、対面それぞれの活動について聞いてみました。

オンラインと対面では、参加者から受け取れる情報量が違うと感じます

コロナウィルスによる感染が拡大する中、活動を一旦中止された方や、どうしたら良いか様子を見ていた方も多かったと思いますが、佑貴つばささんは比較的早くからオンラインでのコミュニケーションを取り入れてこられた方の一人です。
対面とオンライン、両方の方法で講座やワークショップを継続していこうと思った動機は何だったのでしょうか。

佑貴「緊急事態宣言が発出され、平素行っている対面での『自分を見つめるセッション&ワークショップ』が開催できなくなり、「オンライン」での開催が必須となったためです。
ただ、継続して行っていた「提携クラス」は“場の空気感”を大事にしたいと思い、「対面」での開催にこだわりました。生徒さんも対面を希望されていましたので、残りの授業は感染対策を徹底して教室で行いました」。

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実際、2つの方法どちらも行ってみてどうだったのでしょうか

佑貴「個人で開催しているセッション&ワークショップについて、オンライン講座を開始したところ、ずっとニュースレター(メルマガ)を読んでくださっていた地方の方から、何件もお申込みがありました。
ただオンラインでは画材を参加者ご自身に用意していただくため、料金を対面より安くしました。それが新しい方の参加を促したのかとも思います。
オンラインの場合は、ぬり絵を(選択用予備を含めて)何枚かご自宅に郵送し、1枚目の表現を事前に塗って画像を送っていただきます。ZOOM が初めての方には、事前に練習をしていただいたりして何度もやりとりをするため、対面より時間・手間がかかり少し大変な面もありました。
ただ、実施してみて感じたのは、当初考えていたよりはオンラインでもコミュニケーションが図れるのだということでした。

それでも、オンラインと対面では、“参加者から受け取れる情報量が違う”と感じます。たとえば、対面の場合には、「小さな表情の変化」「声のトーン」「呼吸」「間(ま)」など、「ノンバーバル」でコミュニケーションが取れますが、オンラインの場合は対面と比べると「ノンバーバル」で伝えられる量が少ないと感じます。
また、対面の場合には、沈黙している時間にもコミュニケーションが取れますが、オンラインの場合には、沈黙を長く続けるのは難しいでしょう。
参加者の方にとっても“私から受け取れる情報量が異なる”のではないかと思います。どちらも可能であれば、なるべく「対面」で開催したいと考えています。

コロナの終息が見えない中、“動かないと!”と思います

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昨年も、色彩に関する2冊目の本を出された佑貴さん。長年勤めた外資系のファッションブランドを数年前に退職し、「色彩の仕事でやっていく!」という決意のもと、能動的にさまざまな取り組みを展開してこられました。その根底にあるのは、ご自身が色彩心理と出会ったことで様々なことに気づき、新たな人生を見出したという実感。
そんな佑貴さんの生き方は、きっと参加者の方にも伝わっているのでしょう。対面であれオンラインであれ、方法は違っても参加者の方からの反応がそれを物語っているようです。

佑貴「先日、グループワークショップにご参加いただいた方からの感想を1つご紹介しますね。
『頭の中のモヤモヤ、心のザワザワした気分などが、少し落ち着いたような気がします。“こうあるべき”“こうしないといけない”という感情が強いので、もっと自分を楽にしてあげたいです。これから少しずつ色を取り入れながら、ありのままの自分を認めていけるようになりたいです』(40代女性)。
オンライン・セッション&ワークショップの参加者は、多くが30代から50代の女性。ありがたいことに、感想はポジティブなものが多かったです。
ただ、年が明けても、コロナがいつ収束するか全く見えない状況下で、今後を考えると不安になります。じっとしているわけにはいかないので、“動かないと!”と思います。
コロナも、まだまだ落ち着く気配を見せないので、当面は「オンライン講座」をブラッシュアップし、提携クラスのオンライン開催も視野に入れながら「対面」と「オンライン」、並行して開催していくつもりです」。

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