認定取得必修・色彩心理総合科

誰の中にも子ども心や大人の成熟といった年齢を超えた多様な心があります。その循環する心を「ライフサイクル」として理解することは、アート療法やカウンセリングの土台となるとともに、自分らしく生きるための心理学につながります。

④ライフサイクルアートセラピーコース

【理論と体験】色彩や絵を通して心を探求し、全世代に役立つ心理学を修得。一人ひとりの表現や発言を大切にし、共感や多様性を育む場を共に作ります。

今年度のテーマ
「自我心理学」を超えて、“生きづらさ”をエネルギーに変える
※今年度のテーマに関する末永蒼生からのメッセージはこちらをクリックしてください >>>

【概要】
●「無意識を探究し、生涯を通して活かせるアートセラピー」
末永メソッドは色彩心理の研究からスタートし、子どもから成人、高齢者に至るまで全世代を通して活かせるアートセラピーの方法へと進化してきました。その理由は色彩を通して人の「無意識」レベルに働きかける方法だからです。
なぜ、この「無意識」レベルに届くセラピーが必要なのでしょうか。それは、ひとりの人間の中にはさまざまな心が息づいているからです。子どもの頃の感情と同時に、成熟した心が。また男性性と女性性、ときにはジェンダーレスな自分もいたりします。心理的にも、自由を希求する気持ちと抑制する気持ち、自信と裏腹の劣等感、さらに意識と無意識など、多彩な心がひしめき合っているのが私たち人間です。
「ライフサイクルアートセラピー」のもう一つの特色は、これまでの人生で味わってきた感情や心理を糧にして“いまを生きる力”に高める方法だということです。その一つが自分の「ライフサイクル チャート」を作る自己セラピーの体験。
こうした実感を伴いながら心理学のエッセンスを吸収することは、第三者にアート療法を提供していく上でも確信につながるでしょう。

●個人と社会を探るエンカウンターグループセッション
「エンカウンターグループ」とは、心理療法家・ロジャースが提唱したグループセッションの方法で、参加者それぞれの自由な発言を通して、関係性の中から気づきを得ていく試みです。このコースではこうした語り合いを大切に、参加者と共に場を作っていきます。
そこでの大切なテーマは、「個人的自己」と「社会的自己」。私たちは、表現を通して自分の内面と対話すると同時に、自分を取り巻く社会的環境に目を向けることも大切です。なぜなら、個々人の生き辛さは多様性を認めない効率優先の不寛容な
社会から生み出されていることでもあるのですから。
そうした中で、一人ひとりが心のエネルギーを回復し自分らしい人生を創造する のに役立つのが、自由な色彩表現でありアートセラピーなのです。

【主なカリキュラム】
 末永蒼生 + 「色彩学校」専任講師
自己表現を楽しみながら自然に身につくカリキュラムです。

※カリキュラム内容は、受講生のニーズや進行に合わせて変更することがあります。

  • 深層心理学からロジャーズのカウンセリングまで、色彩心理とアートセラピーの関係についての基礎知識
  • 色彩表現を通して自分のライフサイクルバランスを整える方法
  • 内在化する心の断片を色や言葉で表し、丸ごとの自分を見い出すレッスン

【活かし方】
意識と無意識の循環力を高めると同時に、個人を活かす社会への視点を養っていきます。それはセラピストとしても、読み解き力が深まり、「心の対話力」を育むことへとつながります。

【2022年スケジュール】
●オンライン開催
日程:全4回(13:00~17:00)

①11/13(日)②12/11(日)③1/15(日)④2/12(日)
※スケジュールは変更になる場合もございますのでご了承ください。

【定員】14名(先着順)
【受講対象】「色彩学校」の何れかのコースを修了されている方
【受講料】187,000円(税込)
≪内訳≫ 授業料150,000円+教材費20,000円+消費税

*お支払いは一括払い・分割払いをお選びいただけます。詳しいプランはお問合せください。
~修了生特典~
★『事典色彩自由自在』をお持ちの方は5,000円引き
★旧「ライフサイクル心理学コース」「末永メソッド心理学コー ス」 修了生は、50%offの 99,000円(税込)で受講できます。

【お申込み・お問合せ】「色彩学校」事務局 Tel 03-5474-7810 E-mail honka@heart-color.com