創作画材~2022年~

ステップクラスでは、2か月に1度「創作画材プログラム」があります。新しい画材の習得にチャレンジすることで、表現の幅や技術が広がります

毎回、スタッフもサンプル作りにチャレンジしています!創作画材専用のオリジナルガイド付きで、お子さんたちはサンプルやガイドを参考したり、しなかったり…スタッフも驚きの柔軟な発想力やアイディアも飛び出します。
思い通り・納得のいく作品への仕上がりに向けて、創作に必要な要素がたくさん体験できる創作プログラムです!

11月「マッチ箱」

「形」を意識して、2種類の大きさのたくさんのマッチ箱を用意しました。
今回多く作られたのは小さな箱の世界を楽しむ創作。「箱」の中に何かを入れる創作は、自分の世界を育みたい、大切にしたいという思いが高まっている時!
その他、同じ形の箱を規則的に組み合わせることで、様々な形の立体作品を作ることができます。
作りたい作品をイメージし、辺の長さや角度などを考えながら組み立てていく創作は、数学的センスが磨かれます。また、「マッチ箱」の引き出しを活かし、スライドさせることで「ホームドア」を作ったり、長くつなげたりと物事の特性を捉え、さらにそれを活かし個性的な形へと変化させていく作品ができました!

*提供画材: マッチ箱 並型(約56×35×17mm) 10個、寸二型(56×35×9mm)20個*

9月「スポンジペーパー」

水につけると一瞬にして約7倍の厚さにふくらむ造形紙「スポンジペーパー」
硬いペーパーから柔らかなスポンジへ変化!ハサミやカッターで簡単に切れるので、そのまま細かく切って水につけるだけで形が変化し、驚き楽しみました。スポンジペーパーの特質を実験的に試す(観察力)など、どの年齢の子でも楽しめる画材です。
スポンジの特性からイメージする創作では、やわらかいスポンジは「パン」や「ケーキ」などイメージしやすく、発想力が広がります。
スポンジペーパーの特性を活かす創作では、ふくらんだ時の出来上がり(形)をイメージして仕上げる作品(ハンコ、ネームプレートなど)では、発想力に加え計画性発揮される作品になりました。

*提供画材:スポンジペーパー(290mm×200mm)1枚*

7月「キットパス」

「キットパスミディアム」は、窓ガラスに描いて消せる固形マーカーです。米ぬかから抽出したライスワックスを使用しているので安心して使える画材です。
特徴は、やわらかく滑らかな描き心地です。創作はうちわだけでなく、アトリエの窓やドアへとダイナミックに広がりました!すーっと伸びる感覚は気持ちを解放させ、イメージの世界をぐんぐん広げてくれます。

*提供画材:キットパス ミディアム 6色(白、赤、黄、緑、青、黒)、透明うちわ 1枚*

5月「PPモザイクタイル」

柔らかなプラスチックで、簡単にパキパキ割ることができる素材です。
割るだけでも発散効果がありますが、割る触感や音は五感を刺激して、創作への意欲が高まります。

*提供画材:PPモザイクタイル 80×80×1.5㎜ 12色*

3月「ワイヤーアート」

「ねじる」「丸める」「巻きつける」「切る」といった様々な表現方法を試しながら、いろいろな形を作ったり、偶然できた形を何かに見立てたり、造形力と共に発想力や観察力も磨かれる素材です。
初めて、ペンチやニッパーを使うお子さんも多く、本格的な道具を使いながら、試行錯誤そながら自信と意欲を育てます。

*提供画材:カラーワイヤー 2㎜φ×600㎜ 15色各1本入り・発泡スチロール球40㎜φ×3個*